「お金が貯めたい!」と思う若者は自衛隊への入隊がおすすめ!

 

元陸上自衛官のレトロ軍曹です。

若者を自衛隊に勧誘するのが仕事の広報官が、よく使うセリフに「自衛隊に入るとお金が貯まる」というものがあります。

ぶっちゃけこれは「人による」のですが、お金を貯めようという意志があるのであれば、結構なペースでお金が貯められるはずです。

 

私は6年間の自衛隊生活で約500万円貯めました。残念ながら満了金は貰ったことが無かったので、最初から満了金が貰える制度で入隊すれば、4年勤め上げるだけでも100万円オーバーのお金が貰えます。…お金目当てでも、結構おいしいです。

というわけで今回は、『「お金が貯めたい!」と思う若者は自衛隊への入隊がおすすめ!』というテーマで進めていきたいと思います。

 

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自衛隊でお金が貯まる理由

 

衣食住がタダ同然

基本的なサラリーマンの家計を圧迫するのは「家賃、光熱費」だと思います。食費もまぁ負担と言えば負担かも知れませんね。

自衛隊に入隊すれば、これらの出費がほぼ無くなります。給料として振り込まれるお金がそのまま自分の懐に入るので、給料自体は若いうちは少ないものの、周りの同世代のサラリーマンよりも手元に残るお金が多いというケースは少なくありません。

 

ハッキリ言って、入隊して寮生活を体験すると「家賃は喜んで払うから、一刻も早くここから出たい!」と感じる隊員が多いと思いますが、緩めの懲役くらいに思って勤め上げることで、シャバに出る時にはある程度のお金が貯まっているかと思います。

 

悪いことをしない限りは給料は少しずつ上がっていく

一般企業だとそもそも業績によってボーナスが出たり出なかったりが当たり前ですし、勤続年数に比例して給料が上がっていく会社の方が少ないんじゃないかと思いますが、その点で自衛隊はかなり優遇されています。

特に目立った成績を残さなくても、黙って在籍しているだけで給料は少しずつ上がっていきますし、年2回のボーナスも堅いです。

 

また、年配隊員の処遇(退職金など)は冷ややかなものになる可能性が否定できないものの、若い隊員の給料が下げられる可能性は極めて低いと思います。

理由として、最近は多くの災害が発生して自衛隊の活躍の場が増えていますし、実際に現場で力作業をする隊員は、基本的には若い隊員が多いからです。助けてもらった人を始めとする国民のほとんどは「若い人にはもっとお金あげてよ」って思うはず。

 

たまに「国家公務員の給料アップ」的な記事を見ると、民間企業(それも田舎の中小企業)に勤めている者としては、非常に温度差を感じるわけですが、若い隊員に対して「給料を下げろ」と思ったことは一度もないですね。

私自身、自衛隊はお金が貯まるとは思っていますが、お給料を貰い過ぎているという感はなかったです(一般的な民間企業よりはいいけど、その分の余波も大きいという感じ)。

 

一般の人よりもお金の使い方に制限がある(ような気がする)

家族がいるという人の場合は、自分よりも子供のことを考えてお金を使うでしょうから、そんなに贅沢が出来ないという気持ちも分かります。

一方で、20代の若い人(独身)の場合でも、一般人に比べて自衛隊員の方が浪費はしにくいんじゃないかという気がしました。例えば趣味にお金を使うにしても、その趣味自体が許されていないケースがあるからです。

 

私の周りには車やバイクが好きな隊員が結構いましたが、寮内にいるうちは制限が多くて、「その制限を突破する面倒さを考えたら、車を持つことを諦めた」という人が結構いました。

バイクもアメリカンとかが好きでいじりたいという人は結構いたものの、大体の人が買ったとしてもビッグスクーターに落ち着きます。

 

寮内にいるうちは車も持てないことはないんですけど、駐屯地内に停めようと思ったら運が絡んできますし、その抽選に漏れた人が駐屯地の近くにある有料駐車場を契約しているので、場合によっては「駐屯地からかなり離れた位置の駐車場まで歩かないといけない」ということもあります。

こうなってくると、よほど交通機関が不便な地域や、よほど車そのものが好きじゃないと車を持とうって考えにならないです。

 

当時と今で状況が変わっているかもわかりませんが、私は「パソコンを持つと部隊からのウイルス点検がある」という理由で、パソコンすら買わなかったくらいです。

あとは基本的に荷物になる物、共用倉庫に置いたら盗まれる可能性が高い物は、買う時点で躊躇するので、買い物に対する意欲も相当な抑止力が働きましたね。

自衛隊の寮内で見られる「窃盗、盗難」などの犯罪について

 

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若い人なら「お金を貯める」という目的の入隊もおすすめ

 

私の実家はそこまで裕福な方ではなく、最初から「親に頼って大学に行くのは無理」だと思っていたので、「もし大学に行くなら、高校を出てから自分で働いて行く」という選択肢を取ることになったと思います。

結果、私の場合はまだ大学に入っていないんですけど、大学にしろ専門学校にしろ「何かやりたいことがハッキリしているけど、金銭面の問題がネック」という場合は、2年か4年に限定して入隊するのもおすすめです。

 

人生の中でも1番楽しい時期を、あんな窮屈なところで過ごすのは少し可哀想な気もしますが、私の同期には「悪いことをして刑務所に来たつもりでいる」という人も何名かいました。

自衛隊にいれば、そこまで無理をすることなく「月5万円、ボーナスで20万円の積み立て」が十分可能で、これだけでも年間に100万円貯められます。ここに2年、4年の満了金を加えたら、4年で600万円も射程圏内です。

 

ちなみに満了金というのは「最初から2年で辞めるとか4年で辞めるという区分で入隊すると、そのルールに従って決まった金額の退職金が貰える」というシステムだと思ってください。

一生自衛隊に勤め上げれば、退官時に2000万円ほどの退職金が貰えると言われていますが、そこまで残るつもりがないと明言しておくことで、その退職金が前倒しにできるという感じです。

陸上自衛隊の一般的な入隊区分の違い|一般曹候補生or任期制隊員どっちがおすすめ?

 

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最後に

私の同期には「お金が貯めたくて任期制隊員で入隊して、何となく昇任試験を受けたら合格した」ということで、満了金を貰ったうえで自衛隊に一生残ることを選んだ隊員もいました。

 

自衛隊は金銭トラブルに陥る人が多いとも言われていますが、ちゃんと節制できる人なら間違いなくお金は貯まりますし、一般企業に勤めるよりも貯金に対するハードルは低いです。

 

お金が貯めたいのであれば、2年でも4年でも試しに入隊してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

元陸上自衛官のレトロ軍曹です。20歳の頃に入隊し、自衛隊には6年間在籍していました。仲の良い現役自衛官と今でも交流があるので、定期的に取材みたいなことをしつつ、自衛官を目指したいという人に向けて「もとじブログ」を運営しています。

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