新隊員に朗報!入隊直後の6月のボーナスで約10万円貰えるぞ!

 

元陸上自衛官のレトロ軍曹です。

4月に入隊したばかりの新隊員は、見るもの体験するものが新鮮すぎて、きついきついとは言いながらも、なんだかんだで新隊員生活が楽しめているという人も少なくないのではないかと思います。

(「そんなことねーよ!」って感じたら、ごめんなさい)

 

私の体験談では、初めて自衛隊が本当に嫌になったのが「入隊直後のゴールデンウィーク明け」でした。

まるで「大犯罪を犯してしまって、これから出頭する囚人のような気持ち」と言うのでしょうか…。非常に憂鬱になったのを今でも覚えています。

 

そこで、そんな新隊員たちがテンションの上がる話をご用意しました。

というわけで今回は、入隊直後の6月に支給されるボーナスの話をしたいと思います。

 

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入隊直後の6月にはボーナスが支給される

 

私が陸上自衛隊に入隊したのは、もう10年以上前の話になります。

3月末に入隊して、6月には満額ではないものの、ボーナスがしっかりと支給されました。

 

その額、10万円弱です。

普段のお給料にプラスしてボーナスが貰えるので、その月はリッチに過ごせるという新隊員が多いのではないかと思います。

 

特に何かを成し遂げたというわけでもなく、普段から「やれ」と言われたことを忠実にこなしているだけで、むしろ6月には身体も少しずつ慣れてきているわけです。

4月よりは6月の方が、自衛隊生活に対してキツイという意識は減っている人が大多数でしょう。そんな中でボーナスが貰えるという…ゴールデンウィーク明けの五月病を乗り越えれば、非常に嬉しい時間がやってきます

 

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冬には満額(30万円近く)が支給される

 

私の場合は、入隊直後にボーナスが貰えるとは微塵も思っていなかったので、1/3とは言えボーナスが貰えることには驚きました。

そして、多くの新隊員は「今年の12月には、これとは比較にならない額のボーナスが貰える!」と考えると思います。

 

一般企業とは違って、自衛隊の場合は「業績悪化→ボーナスが支給されない」ということは、まずないでしょう。

そして現在の情勢を見る限り、お給料が増えることはあっても減ることはないのではないかとも思います。

 

部隊に配属されてからは、細かい査定があってSランクやAランクという話も出てきますが、基本的には「普段通りにやっていれば、時期が来たらボーナスが貰える」ので、これはメチャクチャ大きいです。

私は色んなことがあって自衛隊が嫌になり、約10年前に辞めたわけですが、今でも「休みの多さ&年2回のボーナス」に関しては、自衛隊が非常に恵まれている要素だと思っています。

 

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最初のボーナスをもらう前に…

 

多くの新隊員は、最初に「お給料を振り込まれる口座」を作らされたと思います。

私の記憶では、既存の口座ではなく、自衛隊OBが努めている民間の銀行で新規口座を開設させられたように記憶していますが…。

この時、資産運用というか「定期預金、定期積立をしろ」というようなことも言われたのではないでしょうか。

 

私が見てきた限りでは、自衛官ってそこそこ良い給料を貰えているにも関わらず、お金関連のトラブルに見舞われる人が本当に多かったという印象です。

自衛官が陥りやすい金銭トラブルの話|ギャンブル、酒、女に注意!

そのため、お金に関する指導はかなりされることになるので、大半の人はそれにならって自分なりに考えた額を預金していくことにすると思います。

 

私は特にお酒を飲むわけでもなければ、お金のかかる趣味があるわけでもなかったので、年間で100万円貯めようと考えました。

私は20歳で入隊したのですが、ボーナスを貰ったことがありませんでしたから、とりあえず「30万くらいもらえる」とだけ聞いていたので、まずは10万円で申し込んだんですよね。

 

月々のお給料から5万円ずつ、年2回のボーナスから10万円ずつ(2年目からは20万円にしました)を積み立てることにしたのですが、初めてのボーナスのタイミングで不運に見舞われます。

それは、最初のボーナスから10万円を持っていかれるということです。

 

最初のボーナスは満額入るわけでは無く、正確な額面は忘れましたが、確か8万円とか9万円くらいだったような気がします。同期たちが歓喜の声を挙げる中、私は積み立てに足りない1万円~2万円を逆に追加請求されるっていうね。

これ、ちゃんと考えてくれている部隊ならいいですけど、当時は割りと「ボーナスあるある」だったにも関わらず、部隊が対応していないということも珍しくなかったので、新隊員の人は注意した方がいいです。

自衛隊の金銭事情・給料関係の内部事情|入隊すればお金が貯まる!?

 

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最後に

自衛隊生活がきつくなった時、黙って在籍さえしていれば、半年ごとにボーナスが貰えると想像してみましょう。ボーナスで何を買おうか考えてみるのもいいですね。

もし「ボーナスなんかどうでもいい!」くらいになっている場合は、結構深刻なレベルで病んでいる可能性があるので、然るべき処置や対応をすることをおすすめします。

この記事を書いた人

元陸上自衛官のレトロ軍曹です。20歳の頃に入隊し、自衛隊には6年間在籍していました。仲の良い現役自衛官と今でも交流があるので、定期的に取材みたいなことをしつつ、自衛官を目指したいという人に向けて「もとじブログ」を運営しています。

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