自衛隊を辞めようと思っているなら転職の為の武器を磨け!

 

元陸上自衛官のレトロ軍曹です。

もし「自衛隊を辞めようかどうか悩んでいる」あるいは「もう辞めることにした」という場合は、一刻も早く次の職場探しに向けた準備を進めることをおすすめします。

 

地元の駐屯地に勤務している場合や、今いる場所で再就職を目指すという場合は問題ないですが、もしそうでなければ「就職先を探しながら自衛隊勤務をする」という二足の草鞋は、相当厳しいものになることでしょう。

そこで今回は「自衛隊を辞めようと思っているなら転職の為の武器を磨け!」ということで、私の経験を踏まえてアドバイスを送りたいと思います。

 

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自衛隊にいたことは有利になるのかどうか

 

私が自衛官を辞めようと考えていた頃は、自衛隊内部では「自衛官は礼儀作法に厳しいから、外の世界でも再就職に有利だ」ということを、常々言われていました。

「それって本当かよ」って思いませんか?もし自分が会社を経営してたとして、前職が自衛官だからって採用の方向に傾くことってありますかね…。

 

正直言って、有利に働くかどうかは採用者次第という部分が大きいかと思いますが、少なくとも「多くの応募者がいるような場合に、経歴だけで注目されることは間違いない」です。

職種にもよるので一概には言えませんが、経験者や即戦力が欲しいと考える会社が山ほどある中で、もし「未経験でもいいから、頑張れる人材が欲しい」という会社があれば、同じ未経験の人間の中では多少は有利になるんじゃないかと思います。

 

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自衛隊を辞めた理由を聞かれたら

 

もし面接で「自衛隊を辞めた理由」について聞かれたら、個人的には正直に答えてもいいんじゃないかと思います。

私の場合は「自衛隊に身を置きながら心身を鍛え、本当にやりたいことが見つかったから退職を決意しました」という感じで答えました。

本当にやりたいことというのが面接を受けた会社の仕事というわけですが、その発言に根拠を持たせるために、資格の取得などは抜かりなく済ませておきましたね。

 

ただし、本音で言うと別にやりたいことが決まっていたというわけではないので、たまたま取った資格に関連する業種の会社が、たまたま私の就活中に社員を募集していたという部分で、非常に運が良かったと思っています。

もし明確なビジョンを持っているのであれば、自衛隊を辞めた理由は何でも良くて、あとはその理由付けに資格なり実績なりを示してやればOKです。

 

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自衛隊を退職するまでにやっておくと良い事

ハローワークに通うなどの転職活動

現在の勤務地で再就職を目論んでいる場合は、休みの日などをフル活用して転職活動を行うといいでしょう。私と同時期に辞めた隊員にも、ハローワークに通って転職活動をしている隊員がいましたが、割と早い段階で次の職場を決めていました。

やはり次の職場が決まっていると心身的に余裕も出ますし、これは環境が許すなら絶対にやっておくべきです。

 

一方で私のように「自衛隊を辞めたら地元に戻るつもりだけど、現在勤務している駐屯地が地元じゃない」などの弊害がある場合、ハローワークを利用しての転職活動は難しいので「転職サイト」の利用がおすすめです。

ハローワークだと「本当は若い人が欲しいけど、若い人を募集すると理由を求められたりするから、年齢制限は無しにして若くない人は書類で落とす」ということが普通にあります。

転職サイトだと自分の条件にあった会社を見つけてくれますし、自分の能力を俯瞰的に見ることができるのでおすすめです。

 

 

就きたい業種に役立ちそうな資格の取得

 

私は自衛隊を辞めると決めてから1年くらい引っ張られてしまったので、その間にとにかく勉強をしていました。

正直言って特にやりたいことがあったわけではなく、かと言って何かしてないと不安だという思いから、とにかく色んな資格を取りましたね。

 

資格自体は実際に就職しても使える物ばかりではなく、本当に必要なものは就職してから取らせてもらえることが多いので、あまり良しとしない人もいるでしょう。

個人的には資格としての用途というよりも「なぜ自衛隊を辞めて、この会社に応募したのか」の理由付けとして取っていたので、結果的には無駄にはならなかったと思っています。

やはり履歴書の資格欄を埋められるのは、アピールに繋がると思いますよ。

 

就職が決まらないなら「職業訓練」もおすすめ

 

ちなみに私の場合は地元から遠い都道府県に飛ばされ、自衛隊を辞めることが決まってからはその中でも更に僻地へと左遷されたので、自衛隊に身を置きながら就職活動をするということが難しい状況でした

そして退職後も自衛隊で貯めたお金があったので、しばらくは実家で暮らしながら遊んでました(とは言っても半年くらいだったけど)。

就職する気は満々でしたが「とりあえず就職するにも車が必要だ」ということで中古車を買ってからというもの、遊び惚けてしまいました。

 

そして「いい加減にやばい」と思ったのが夏です。その時に職業訓練の話を聞き、応募してみることにしました。

職業訓練と言うのは、勉強しながら更にお金が貰えるという夢のような制度で、本来は一般の会社を辞めた人が失業保険を貰いながら通う学校のようなものなのですが、私のような元自衛官でもお金が貰えます。

 

失業保険と違って自治体が決めている最低金額の支給になりますが、個人的には勉強もできてお金も貰えて、更に就職する意識も芽生えるということで非常助かりましたし、今でも感謝しています。

もし「具体的にやりたいことが決まっていない」という状態で自衛官を退職する場合は、職業訓練校という選択肢を取ってみてはいかがですか?

元自衛官が職業訓練校に通った話|スキルが無い人におすすめ!

 

自治体によって申込期間や勉強できる科目が違うようなので、気になる方は最寄りのハローワークにお問い合わせください。

 

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最後に

自衛隊を辞めようと思っている人の中には、計画的にではなく半ば衝動的に辞めようとしている人も少なくないと思います。

壊れてしまうよりかは一刻も早く辞めるべきですが、辞めると決まったら次のステップの為に動いた方が賢明でしょう。

 

私の場合は資格を色々取っておいたことで、それが有利に働いて職業訓練校に合格できたんじゃないかと思っていますし、そこでの訓練が良い方向に働いて就職も決まったと思っています。

自衛隊の理不尽さに比べたら大抵のことは大した問題じゃないので、気楽に頑張っていきましょう。